広告画像に盛り込むべき情報って?実際にテストしてみました
集客の代表的な手法として使用される「広告」
広告代理店や弊社のようなマーケティング会社に外注している方も多いと思いますが、
その成果はグレーゾーンになりがち。
「結局どんな広告だと効果があるんだ?」とお悩みの方も多いはず。
そこで今回はSNS広告において、特に重要視される「広告画像」にテーマを絞って、
弊社内で実際に行った配信結果をもとにどういった画像が最適なのか?を探っていきたいと思います。
目次
SNS広告は「画像【しか】」見ない
ある日広告運用担当がSNS広告の公式サポートとお電話していたところ、言われた一言です。
画像が重要視される、SNS上では広告の効果を一番左右するのは「広告画像」だそう。
なので、クリック率が低い際はテキストの調整よりもまずは画像の差し替えを行うべきだとか。
ちなみに購入を目的としたFacebook/Instagram広告の平均クリック率は1.5%程度(クリック単価は20~30円程度)と言われています。
今回の記事ではその平均値を大きく超え、2倍の3%以上を記録した広告画像をいくつかピックアップし
その理由がどこにありそうか、次章から見ていきたいと思います。
考察① 明確な価格と割引率、特典の記載
※画像は実際に広告で使用したものを一部変更しております。
上記2点のレイアウトで作成した広告画像はどちらも高いクリック率を誇ったものですが、その特徴として「値段や割引率、特典を明記した」点があります。
設計意図としては「今開いたほうが良いな」と広告を見た人に思ってもらうこと。
SNS広告の場合、タイムラインやストーリーズ上に配信されるものになりますので、おしゃれなだけな画像や写真だと他の情報に紛れてスクロールされてしまうことは少なくありません。
そこで値段や割引率、特典などを大きく明記することで、まずは目に留めてもらい
「この情報は逃さずに押さえておきたい」とユーザーに感じてもらえるような仕掛けを作っています。
考察② (限定商品の場合)限定感が伝わる写真の使用
※画像は実際に広告で使用したものを一部変更しております。
上記のレイアウトで作成した広告画像は「その商品ならではの「限定感」を強調した」点がポイントです。
この商品であれば「多種多様な種類のチョコレートが入っていること」を伝えたいので
そういった画像をメインに持ってきています。
このような画像を作成することで、
ユーザーには「面白そうな商品、チェックしてみよう」「他では買えなさそうだから、このお店でチェックしてみよう」と
クリックしてもらえるよう仕掛けています。
考察③明朝体よりゴシック体
これまでお見せしてきた画像はいずれも「丸ゴシック」を中心に使用しています。
ゴシック体の一番の特徴は「視認性が高い」こと。
高級感などを演出したい際に明朝体は合いますが、少々細身のものが多く
画像のタイプによっては目立ちにくくなってしまいます。
明朝を使いたい場合は上記のように余白が十分なもので、視認性が下がりにくい画像で作成しましょう。
おわりに
いかがでしたか?今回は弊社でこれまで広告を運用する中で掴んできた傾向から、広告画像を作成する際のポイントについて探ってきました。
今回はあくまで「購入」をゴールとした場合について解説してきました。
認知度拡大などの場合は傾向が異なる場合もありますので、ご注意くださいね。
広告代理店に任せっきりにはせず、広告結果などを見ながら「画像」の観点から
修正できそうなポイントはないか、ぜひチェックしてみてくださいね。